顧問弁護士などというと随分大袈裟な感じを受けます。
大富豪とか大手企業の法務部関連の部署にでも在籍していないと、縁のない存在だと認識している方が大半だと思われます。
確かに、一般庶民の暮らしに、弁護士の介在するような事件や訴訟はそうそう多くはありません。
しかしながら、まったく無縁で暮らすということも、なかなか難しいのが現実です。
例えば夫婦の間に離婚問題が持ち上がったとして。
当事者間の話し合いですべてが解決すればよいのですが、離婚の決意にまで至った夫婦の間では、なかなか話し合いがまとまらないものです。
話し合いがまとまるようなら、離婚にまでは至らないでしょうから。
あるいは、交通事故。
自動車が普及した現代社会では、誰でもいつ何時、加害者や被害者にならないとは言えません。
示談交渉や保障問題はもちろん、刑事裁判になった場合の訴訟も覚悟しておく必要があるでしょう。
または東日本大震災のような未曾有の災害が生じた際にも、被害額の算定に納得がいかなかったり、二次被害を被った場合の保障など素人では手に負えない事態が現出する可能性があります。
こうした不測の事態が生じた場合、顧問弁護士がいるというのは大いに心強いことです。
何も普段から顧問弁護士とのおつき合いが必要な訳ではありません。
いざという時に頼りになる弁護士をどこで探せばいいのかということを押さえておくだけで充分なのです。
顧問弁護士など大袈裟だと思わないで、普段から弁護士を探し出すことを意識してみてはいかがでしょうか。
